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フリースクールKOPPIE
東京都狛江市岩戸北1-7-9 コミュニティトーケン3階
03ー5438ー3910

私にとってKOPPIEとは   ジュニア(S・K)

 中学生だったジュニアも、今年の春は大学を卒業、4月からの社会人スタートを前にしてコピエのことをちょっぴり振り返ってくれました

人生とはなんだろう。どう生きるかは永遠のテーマであるが、正解や不正解はない。なんとなく生きた結果が人生で、なかなかコントロールすることは難しい。
KOPPIEとの出会いもそうである。たまたま色々うまくいかなくて、中学の体育教師が嫌いで同級生のくだらないからみが嫌いで、ゆうゆう教室での勉強が嫌いで行き着いた場所がKOPPIEでした。
KOPPIEでは何を強制されるわけでもなく、初めのころはひたすら寝ていた。ひたすら寝ていても何も言われず、誰と知り合いでもないことから少しのストレスを感じながらもただ寝ることが出来た。
これが前田さんの言う充電の期間だったのかなと思う。充電はずっとできるものではない。充電が終われば自然と動き出す。高校への復帰も言い表せない危機感があっての事だった。全てが嫌で、先のことを考える頭も余裕もない状態から、少しずつ前を見て、焦りだす。充電の次のステップはただただ焦りだったように思える。何故か焦る。これまでを後悔する。それでも前に進んでる。進めば進むほど、成長する。
KOPPIEは、ただそこにいるだけで成長できる。そこには人がいて、社会がある。普通の社会と違うのは、そこでのルールは前田さんが作っている。ある程度コントロールされている。
私は前田さんが好きである。最近老けたがその人柄が好きである。そこに集まる人が好きである。だから、今だにイベントにはずうずうしくも参加させてもらっている。
人が自分にとって居心地の良い環境を作ることはとても難しい。最終的には家庭を作り、理想の環境を目指すのだろうがそれもまた難しい。KOPPIEとの出会いは奇跡的であると思う。
いまだに何故か居心地が良い。今KOPPIEでこれを書いている時間も心穏やかである。たまに来るのもいいだろう。また少し、充電できる。
現在の自分はどうだろうか。高校を卒業し、大学を卒業し、来月から就職をする。ここに来てやっと、大学4年ぐらいからだろうか。焦りがようやくひと段落し、落ち着いた時間が流れるようになった。
次のステップはなんだろう。自分は幸せの追求だと思う。なんだってできる。自分次第。自分は何がしたいのか、何が楽しいと思うのか。10年先、20年先をわくわくしつつ、ちょっと不安になりつつ、明日のこと、来週のこと、来月のこと、次の長期休暇ののことを考える。多分普通の人はこれを小学校あたりからやっているのだろう。ようやく「普通」になった気がする。普通の高校生あたりだろうか。楽しいことをどんどんやっていこう。そうだ会社を辞めて世界一周に行こう!ってな感じに簡単にはいかないのが人生であるのだけれども、、、。
ぐだぐだと思うがままに書いてきたが、私にとってKOPPIEとは、奇跡的に見つかった居心地の良い居場所であり、人生の一つのSTEPを過ごした場所であり、これからも前田さんが頑張る間は関わり続けたい場所である。
KOPPIE無しには、今の自分はないだろう。                       ( 2018年春)